こんにちは。サブリッター・ガレージ、運営者のGです。
遊び心満載の軽SUVとして不動の人気を誇るハスラーですが、最近ネット上や車好きの間で次期型に関する噂が絶えませんね。
ハスラーの新型のリーク情報が気になって、いつ頃フルモデルチェンジするのかという時期の予想や、マイナーチェンジで終わるのか、それとも内装から外装までガラッと変わるダサくないかっこいいデザインになるのか、毎日画像などを検索して調べている方も多いかなと思います。
現行型を今買うべきか、それとも新型の燃費性能やハイブリッドの進化を待つべきか、あるいは中古や未使用車でお得に狙うべきかなど、価格の動向も含めて乗り換えのタイミングで悩む気持ちは車好きとして痛いほどよく分かります。
この記事では、皆さんのそんなモヤモヤを完全に解消するために、期待される最新装備からリアルなライバル比較まで、今知っておくべき情報を徹底的に深掘りしてまとめてみました。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
- ハスラーのフルモデルチェンジが2026年頃と予測される具体的な理由と背景
- 電動パーキングブレーキや48Vハイブリッドなど新型に期待される最新機能
- 現行モデルと新型の価格差予測や今買う場合のメリットとデメリット
- タフトやデリカミニといったライバル車との最新の比較ポイントと選び方
ハスラーの新型リーク情報とフルモデルチェンジ予想
ハスラーが次にどんな進化を遂げるのか、現在出回っているリーク情報や自動車業界全体の動向を踏まえて、丁寧に整理してみました。
エクステリアデザインの方向性から、見えない内部のメカニズムまで、気になるポイントを一つずつ徹底的に紐解いていきましょう。
次回フルモデルチェンジは2026年頃か
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
過去のモデルチェンジ周期から読み解くスズキの戦略
まず、ハスラーファンにとって一番気になる「次期型はいつ出るのか」という時期についてですが、これまでのハスラーの歴史を振り返ってみると非常に大きなヒントが隠されています。
初代ハスラーが「軽クロスオーバーSUV」という全く新しいジャンルを開拓し、センセーショナルなデビューを果たしたのが2014年のことでした。
その後、キープコンセプトでありながら最新のプラットフォーム(ハーテクト)を刷新し、中身の走行性能や安全装備を大きく進化させた2代目が登場したのが2020年です。
この「約6年」というサイクルをスズキが非常に大切にしていることを考えると、次回のフルモデルチェンジはズバリ2026年が最有力だというのが、業界内でももっぱらの噂になっています。
私自身、長年色々な車の動向を追ってきましたが、この6年周期というのは開発スパンとして非常に説得力がある数字だなと思います。
なぜ2026年が濃厚だと言えるのか?背景にある業界事情
すでに一部の自動車系メディアやSNSでは、2026年の春から夏にかけて大幅な刷新が行われるというハスラーの新型のリーク情報がチラホラと出始めています。
というのも、今の自動車業界は「100年に一度の大変革期」の真っ只中にあるからです。
衝突安全基準のさらなる厳格化や、より厳しい排ガス規制への対応が各メーカーにとって急務となっています。スズキとしても、屋台骨を支える大黒柱であるハスラーの根本的なアップデートをこれ以上先延ばしにする手はないはずです。
ただし、近年落ち着きを取り戻しつつあるとはいえ、世界的な半導体不足の余波や物流網の乱れなど、不確定要素もまだ残っています。
そのため、メーカーの生産体制の都合によっては、発表時期が2026年の秋以降、あるいは2027年初頭にずれ込む可能性もゼロではありません。
それでも、「2026年前後には間違いなく大きな動きがある」と見て良いでしょう。
新型を狙っている方は、今から2026年を一つの大きなターゲットとして、資金計画や現在乗っている車の車検タイミングをすり合わせておくのが賢明かもですね。
新型ハスラーの電動パーキング採用予測
↑スズキ公式
ユーザーから最も熱望されている「電動パーキングブレーキ(EPB)」
次期型ハスラーに対するユーザーからの要望で、圧倒的に多く、そして実現の可能性が極めて高いのが「電動パーキングブレーキ(EPB)」と「オートブレーキホールド」の採用です。
「これさえ付けば今のハスラーは完璧なのに!」という声を、ネットの口コミやオーナーのレビューでも本当によく見かけますよね。
現行型ハスラーは、残念ながら昔ながらの足踏み式のパーキングブレーキを採用しています。
しかし、すでに同じスズキの最新モデルである新型スペーシアやスイフトには、上位グレードを中心に電動パーキングが標準装備されつつあります。
スズキの部品共通化の戦略を考えれば、次期ハスラーへの搭載もほぼ確実視されています。
指先でスイッチを軽く引くだけでパーキングブレーキが作動し、アクセルを踏めば自動で解除されるこの機能は、一度使うと元には戻れないほどの快適さを持っています。
日常使いにおける圧倒的なメリットと運転疲労の軽減効果
特に恩恵が大きいのが、セットで搭載される「オートブレーキホールド」機能です。
これは、信号待ちや渋滞などで停車した際、ブレーキペダルから足を離しても、車が自動的にブレーキ状態をカッチリと保持してくれるという優れもの。
渋滞の多い都市部を走る人や、週末に長距離ドライブによく出かける人にとっては、右足の疲労度が劇的に変わります。
ドライブスルーの列に並んでいる時や、踏切の待ち時間などにも「本当に便利だな」と心の底から実感できるはずです。また、電動パーキングが採用されることで、足元にあったペダルや、運転席周りの手動レバーがなくなり、スペースがすっきりと広くなるというメリットもあります。
毎日のように運転する方にとっては、大げさではなく「この機能のためだけに新型の登場を待つ価値がある」と言い切れるほどの、超特大アップデートになると思いますよ。
48Vハイブリッドで燃費性能が向上か
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
次世代スーパーエネチャージの搭載に高まる期待
走行性能の面でも、フルモデルチェンジに相応しい大きな進化が期待されています。
現在出回っているハスラーの新型のリーク情報の中で、特に車好きとして注目したいのが、現在の12Vマイルドハイブリッドシステムから、より強力な「48Vマイルドハイブリッドシステム」へとパワートレインが昇華するという噂です。
欧州車などでは先行して普及していますが、電圧が従来の4倍である48Vに高まることで、ISG(モーター機能付発電機)の出力やトルクが大幅に向上し、エンジンのアシスト領域が圧倒的に広がります。これにより、発進時や急な坂道での加速がよりスムーズで力強くなるだけでなく、アイドリングストップからの再始動もさらに静かになり、実用燃費の大幅な改善も期待できます。
次期ハスラーのNA(自然吸気)モデルであれば、WLTCモードで27〜29km/Lといった、軽SUVの常識を覆す驚異的な数値を叩き出してくる可能性も十分にあります。
厳格化する環境規制と今後の電動化への布石
なぜメーカーがここまでコストをかけて燃費性能の向上を急いでいるかというと、国が定める厳しい環境基準を絶対にクリアしなければならないからです。
(出典:国土交通省『自動車の燃費基準について』)の資料などでも示されている通り、2030年度に向けて自動車メーカーはさらに高い次元での燃費改善とCO2排出削減を強く求められています。
これに対応するためには、従来のマイルドハイブリッドシステムの高度化は避けて通れない道なんですね。また、一部のスクープ記事では、ハスラーEV(完全な電気自動車)の登場も示唆されています。
いきなりすべてがEVになることはないにせよ、次期型ハスラーが軽SUVセグメントにおける電動化を牽引する、非常にエポックメイキングな存在になることは間違いないかなと思います。
走りの楽しさと環境性能を高次元で両立した車に仕上がってくるはずです。
車両価格の値上げと原材料高騰の影響
↑スズキ公式
避けられない車両本体価格の大幅な上昇
さて、機能が充実して性能が上がるのは手放しで嬉しいことですが、購入を検討する上でどうしても避けられないのがお財布へのダメージ、つまり価格の上昇です。
昨今の自動車業界を取り巻く環境は非常に厳しく、鉄やアルミ、バッテリーの材料となるレアメタルなど、あらゆる原材料費が高騰し続けています。
さらに深刻な物流コストの上昇や長期的な円安の影響も重なり、各メーカーとも企業努力だけでは吸収しきれず、車両価格を引き上げざるを得ない状況が続いています。
これらを総合的に勘案すると、新型ハスラーは現行モデルと比較して、最低でも10万円〜20万円ほど高くなると予想するのが極めて自然な見方です。
先進的な安全装備(次世代のデュアルセンサーブレーキサポートなど)や電動パーキング、改良された高コストなハイブリッドシステムを標準搭載すれば、大幅なコストアップは絶対に免れません。
200万円の壁を超える可能性と賢い予算の考え方
現在でも、ターボエンジンを搭載した上位グレード(Jスタイルなど)にナビやETC、ドラレコなどの必須オプションをいくつか追加すると、総支払額は200万円に届きそうになりますよね。
これが新型となれば、上位グレードの乗り出し価格は200万円を優に超え、220万円や230万円といった「普通車のコンパクトカーが余裕で買えてしまう価格帯」に完全に突入してくるでしょう。
「軽自動車にそこまでのお金は出せない」「少しでも安く、コスパ良く買いたい」という方にとっては、大幅な値上げが行われる前の現行モデルをあえて今のうちに狙うのが、非常に現実的で賢い選択肢になるかもしれません。
価格設定については、正式発表があるまで正確な数値は分かりませんが、「新型=大幅な予算アップ」という覚悟は、今のうちからしっかり持っておいた方が良さそうです。
私としては、予算と欲しい機能のバランスをどこで取るかが、一番の悩みどころになるだろうなと感じています。
待つべき人と今買うべき人の判断基準
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
新型を「待つべき人」の明確な特徴と理由
「結局のところ、今買ったほうがいいの?それとも待つべき?」という、誰もが必ずぶつかる永遠の疑問。
これに対する私なりの明確な基準をお伝えしますね。
まず、絶対に「待ち」をおすすめしたいのは、最新の安全装備や電動パーキングブレーキ、そして圧倒的な燃費性能を最優先したいと考えている方です。
車はスマートフォンと違い、一度買ったら5年、10年と長く乗り続けるものです。後から「やっぱりあの機能が欲しかったな…」と後悔しても、電動パーキングのような根幹に関わるシステムは後付けで簡単に付け足すことは絶対にできません。
特に長距離運転が多い方や、運転支援システムの恩恵をフルに受けて疲労を軽減したい方は、多少価格が上がってでも、2026年頃の新型の登場を待つ価値は十二分にあると思います。
最新技術の恩恵は、毎日の運転を確実に豊かにしてくれます。
現行型を「今買うべき人」の明確な特徴と理由
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
一方で、「今買うべき」と強く背中を押したいのは、「現行型の丸みを帯びたポップなデザインが大好き」「車検の時期が迫っていてすぐに車が必要」「とにかく初期費用(予算)を抑えたい」という方です。
フルモデルチェンジが行われると、デザインのテイストがガラリと変わってしまうリスクが常にあります(噂では新型はもう少しカクカクしたタフで男らしい顔つきになるとも言われています)。
現行型の愛らしいルックスに惚れ込んでいるなら、今買っておかないと一生後悔するかもしれません。
また、新型車が発表された直後は全国から注文が殺到し、納期が半年〜1年近くまで長引くことも珍しくありません。
「車検が切れるのに新しい車が来ない!」という最悪の事態を避けるためにも、スケジュールに余裕がない方は、納期が比較的安定している現行型を選ぶのがベストかなと思います。
判断のチェックポイントまとめ
- 新型待ち派:最新ガジェット好き、運転支援を重視、長距離ドライバー、予算に余裕がある
- 現行購入派:今のデザインが好き、確実な納期が必要(車検が近い)、コスパを最重視する
※この記事の内容は予測や噂に基づくものであり、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
最終的な購入の判断は専門家やディーラーにご相談ください。
デザインの完成度は現行タフワイルドも高い
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2024年モデル「タフワイルド」の洗練された魅力とギア感
新型ハスラーのデザインは、よりスクエアで角張った「カクカクしたちょいワル顔」になると予想されていますが、だからと言って現行型のデザインが古臭いかと言えば、全くそんなことはありません。むしろ成熟の域に達しています。
特に、2024年のマイナーチェンジで新たにラインナップに加わった「タフワイルド」の完成度の高さは、目を見張るものがあります。専用のブラックアウトされたフロントグリルやヘッドライトガーニッシュ、そして無骨なルーフレールやメッキ加飾を抑えたバンパーは、SUVとしてのギア感・道具感を極限まで際立たせていますよね。
撥水加工が施されたカーキ色の専用シートなど、アウトドアユースを徹底的に意識した内装も相まって、「これ以上のデザイン変更なんて本当に必要なの?」と思わせるほど、完璧に洗練されたスタイルに仕上がっています。
完成されたデザインは時代を超えて古くならないという事実
私個人の意見としては、この「タフワイルド」のデザインは、ハスラーの長い歴史の中でも屈指の名作として後世に語り継がれるレベルだと思っています。
仮に新型が出たとしても、「旧型に乗っている」というネガティブな感覚を一切抱かせないほどの強い個性と存在感を持っています。
「新型が出たら、自分の車がすぐに古臭く見えてしまうかも…」という心配をしている方もいるかもしれませんが、ことハスラーに関してはその心配は無用です。
むしろ、初代モデルが今でも街中でオシャレに走り回っているのと同じように、現行型もまた「一つの完成されたアイコン」として長く愛され続けるはずです。
今のデザインに惚れたなら、今すぐ買っても絶対に後悔しない、それだけの深い魅力が今のハスラーには詰まっていると断言できますよ。
ハスラーの新型リークから探る買い時とライバル比較
ハスラーの購入を検討する上で、絶対に避けて通れないのが強力なライバル車たちの存在です。
他メーカーの動向や特徴も含めて客観的に比較することで、本当にハスラーを選ぶべき理由、あるいは自分のライフスタイルなら他車を選ぶべき理由がハッキリと見えてきます。
ダイハツのタフトとハスラーの違い
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最大の違いは「後部座席の使い勝手」と「ルーフの開放感」
軽SUVカテゴリーにおいて、ハスラーの永遠のライバルと言えるのがダイハツの「タフト」です。
この2台、見た目のジャンルは似ていますが、実は車の「作り込みの思想」が全く異なります。
タフトの最大のアピールポイントは、全グレードに標準装備されている「スカイフィールトップ(巨大なガラスルーフ)」です。
運転席に座って上を見上げた時の圧倒的な開放感と明るさは、ハスラーにはないタフトだけの特権ですね。
また、デザインもハスラーよりさらにカクカクしたミリタリー感の強い無骨なスタイルが特徴で、ハスラーファンが熱望している電動パーキングブレーキもいち早く全車標準装備しています。
先進装備の充実度という点では、現時点ではタフトが一歩リードしていると言えるかもしれません。
どちらを選ぶべきか?ライフスタイル別の明確な提案
しかし、日常使いにおいて決定的な違いが出るのが「後部座席のユーティリティ(使い勝手)」です。タフトの後部座席はスライド機構がなく、リクライニングもできません。荷室の使い勝手を優先し、後席を倒してフラットな空間を作ることに特化した「前席メインの2シータッープラスアルファ」という非常に割り切った作りになっています。
対するハスラーは、後部座席が左右独立してスライド&リクライニング可能で、大人が4人乗っても足元にゆとりがあり、ゆったりくつろげる空間が確保されています。つまり、「1〜2人乗りがメインで、開放感や積載性を楽しみたいならタフト」「ファミリーや友達と4人で乗る機会が多く、車内の居住性を重視するならハスラー」というのが、最も分かりやすい選び方の基準になります。
新型ハスラーでもこの高いユーティリティは確実に継承される見込みなので、実用性重視ならやはりハスラーに軍配が上がるかなと思います。
三菱のデリカミニとハスラーの違い
スライドドアの圧倒的な利便性か、走りの軽快さか
そしてここ最近、凄まじい勢いで支持を伸ばし、ハスラーの強力な対抗馬として名乗りを上げているのが三菱の「デリカミニ」です。
テレビCMでもお馴染みの愛らしいキャラクター「デリ丸。」の効果もあり、爆発的な大ヒットを記録していますね。デリカミニとハスラーの最大の違いは、なんと言っても「後席がスライドドアか、ヒンジドアか」という点に尽きます。
デリカミニ(ベースはeKスペース)は背の高いスーパーハイトワゴンにSUVのタフな要素を盛り込んだ車なので、室内の頭上空間の広さは圧倒的です。
小さなお子さんがいるご家庭では、狭い駐車場でも隣の車にドアをぶつける心配がなく、開け閉めしやすいスライドドアの利便性は神様レベルで重宝するはずです。
専用チューニングされた足回りなど、悪路走破性にも定評があります。
コストパフォーマンスと燃費におけるシビアな比較
ただし、デリカミニにも構造上の明確な弱点はあります。
それは「車体の重さ」と「価格設定」です。
便利なスライドドアを装備し、背が高い分、車重がハスラーよりも150kg近く重くなってしまいます。そのため、どうしても燃費性能ではハスラーに大きく差をつけられてしまいますし、発進時の加速の軽快さでもハスラーの方が一枚上手です。
また、車両本体価格もハスラーより一段階高く設定されており、乗り出し価格は軽く200万円を超え、最上級グレードでは250万円に迫ることもあります。
「高くてもスライドドアの圧倒的な利便性と室内の広さが欲しい」のか、「軽快な走りと燃費の良さ、そしてコスパの良さを取りたい」のか。
この2台で迷った時は、自分のライフスタイルにおいて何を最優先するのかを、家族でしっかり見極める必要がありますね。
| 車種名 | 燃費(WLTCモード目安) | 主要な特徴・強み | 新車価格帯(目安) | 後席ドア仕様 |
|---|---|---|---|---|
| ハスラー(現行型) | 22.6〜25.0km/L | マイルドHVによる低燃費・後席スライド&リクライニングによる高い快適性 | 約151万〜197万円 | ヒンジドア |
| タフト | 21.1〜21.4km/L | スカイフィールトップ(ガラスルーフ)・電動パーキングブレーキ全車標準装備 | 約139万〜167万円 | ヒンジドア |
| デリカミニ | 17.5〜20.9km/L | スライドドアの圧倒的利便性・広大な室内空間・専用チューニングのサスペンション | 約180万〜224万円 | スライドドア |
受注停止のリスクと欲しい色の選択
↑スズキ公式
オーダーストップ(受注停止)の恐ろしさとタイミング
フルモデルチェンジやマイナーチェンジの時期が近づいてくると、新車購入を検討している人が絶対に知っておかなければならないのが「オーダーストップ(受注停止)」という業界のシステムです。
メーカーは、新しいモデルの生産ラインを立ち上げ、切り替える準備をするために、ある日突然、現行モデルの新規注文の受付を完全に停止してしまいます。
一度オーダーストップがかかってしまうと、ディーラーで「新車を自分好みのオプションや色で一から作ってもらう」ということが物理的に不可能になります。
これが、フルモデルチェンジ前の買い替えにおいて最も気をつけなければならないトラップなんです。
「もう少し新型の情報や画像が出てからじっくり決めよう」と悠長に構えていると、気づいた時には現行型すら新車で買えなくなっていた…なんて悲劇が本当によく起こります。
妥協のない車選びをするためのタイムリミット
オーダーストップ後は、メーカーや各ディーラーがすでに作り置きしている、あるいは発注済みの「在庫車」の中から選ぶしか道は残されていません。
特にハスラーは、豊富なカラーバリエーションや可愛らしい2トーンカラーが最大の魅力の一つですよね。しかし、在庫車販売になると、当然ながら人気のカラー(アイボリーやカーキなど)や使い勝手の良い売れ筋グレードから瞬く間に売り切れていきます。
「本当はあのルーフの色が欲しかったのに、在庫がないから妥協して別の色にした」とか「どうしてもあの色が良くて中古市場で探し回るハメになった」という状況を避けるためにも、現行型を少しでも検討している方は、早め早めにディーラーへ足を運び、営業担当者と密に連絡を取り合っておくことが何よりも重要です。
欲しい色を確実に新車で手に入れるなら、時間は限られていると思ってくださいね。
下取り価格の変動と愛車の査定額
↑スズキ公式
新型発表が引き起こす「下取り価格の急落」という現実
今乗っている愛車を売ってハスラーに乗り換える場合、絶対に無視してはいけないのが「下取り価格の変動リスク」です。
車業界の残酷な鉄則として、「新型モデルが発表されると、それまで現行だったモデル(旧型になる車)の中古市場価格は一気に下落する」という法則があります。
これはハスラーに限った話ではなく、すべての車に当てはまります。もしあなたが今の車を少しでも高く売りたいと考えているなら、新型が世に出る前、つまり「今の車がまだ少しでも新しいと感じられているうち」に手放すのが一番高く売れるベストなタイミングなんです。
新型の登場をじっと待っている間にも、あなたの愛車の年式は古くなり、走行距離も日々確実に伸びていきます。
つまり、待てば待つほど車の価値はジリジリと下がり続けているわけです。
乗り換えコストを最小限に抑える賢い立ち回りとシミュレーション
最悪のシナリオはこうです。
「新型が出るのを1年待った結果、原材料高騰で新型の車両価格が20万円値上がりし、さらに今の愛車の下取り査定額が10万円下がってしまった」。
これだけで、当初の予定よりも実質的な自己負担額(追い金)が30万円も増えてしまう計算になります。これは家計にとって痛すぎますよね。
こういった事態を防ぐためには、新型のリーク情報を待つと同時に、まずは「今の自分の車が一体いくらで売れるのか?」という現在の価値(ベースライン)を正確に把握しておくことが不可欠です。買取専門店などで一度無料査定してもらい、その金額をベースにして、「これなら現行型にすぐ乗り換えた方が得だな」とか「この査定額なら新型まで待っても痛手は少ないな」と、冷静にシミュレーションすることをおすすめします。
最終的な判断は専門家にご相談くださいね。
初期ロットの不安と現行モデルの信頼性
新型車につきものの「初期不良」リスクへの懸念
車好きや業界人の間でよく交わされる格言に「新型車の初期ロット(発売直後の最初の生産分)には手を出すな」というものがあります。
どんなに優秀なメーカーが何百時間、何千キロもテスト走行を重ねて開発したとしても、実際に一般のユーザーが様々な環境(猛暑、極寒、渋滞など)で乗り始めると、開発段階では予期できなかった小さなトラブルや、ナビなどソフトウェアのバグ、異音の発生、最悪の場合はリコール対象になるような不具合がどうしても発生しやすくなります。
最新の機能や誰も乗っていない優越感を手に入れられる一方で、そうした「見えないバグ出し」に付き合わされるリスクが、新型車の初期ロットには少なからず潜んでいるんです。
車を単なる移動の道具として、ノートラブルでストレスなく毎日使いたい人にとって、これは大きな懸念材料になりますよね。
熟成を重ねた現行モデルの圧倒的な安心感とメリット
それに対して、現行モデル、特にモデル末期と呼ばれるタイミングの車には、「品質が極めて安定している」という絶大な強みがあります。
発売から数年の間にユーザーから寄せられた膨大な声やクレームをもとに、細かな不具合対策や部品の改良(いわゆるサイレント修正)が工場の生産ラインで何度も積み重ねられています。
つまり、今の現行型ハスラーは、これまでの歴史の中で「最も壊れにくく、最も完成された状態」にあると言えるんです。
機械としての信頼性を何よりも重視し、余計なトラブルでディーラーに何度も通うような面倒を避け、長く安心して愛車と付き合っていきたいという方にとっては、あえて熟成されきった現行モデルの最終型を選ぶというのは、非常に理にかなった、プロっぽい玄人の選択だと私は思います。
初期不良への心構えと対策
新型を狙う方は、万が一の不具合にも寛容な心で付き合える「新しもの好き」の気質と余裕が必要です。心配性な方は、新型が出てから1〜2年経ち、最初のマイナーチェンジや年次改良が入った後のモデルを狙うという手もあります。
未使用車で新型を待たずに賢く乗る方法
届出済未使用車という「第三の選択肢」の魅力
「新車のピカピカな状態がいいけど、納車まで何ヶ月も待てない!」「フルモデルチェンジ前の現行型を、とにかく1円でも安くお得に買いたい!」そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、「届出済未使用車(旧:新古車)」という賢い選択肢です。
届出済未使用車とは、ディーラーが販売目標の達成などのために自社でナンバー登録だけを済ませ、実際には公道を走っていない、走行距離が数キロから数十キロ程度の車のことを指します。実質的には新車と全く同じコンディションでありながら、一度名義登録されているため法的には「中古車」扱いとなり、新車価格よりも数十万円単位で安く市場に出回ることが多いんです。
諸費用などの税金面でもメリットがあるケースが多く、予算を抑えたい方にはこれ以上ない魅力的な存在です。
納期ゼロで新車同然の車を手に入れるメリットと注意点
届出済未使用車の最大のメリットは、何と言っても「即納が可能」という点です。すでに車自体は目の前に存在し、ナンバーもついている状態なので、契約して簡単な手続きさえ済ませれば、最短数日〜1週間程度で乗り出すことができます。
車検が切れる直前で焦っている方にとってはまさに救世主のような存在ですね。ただし、デメリットもあります。それは「一点もの」であるということ。
メーカーオプション(全方位モニター用カメラパッケージなど、工場で作る時にしか付けられないもの)を後から追加することはできず、ボディカラーやグレードも、たまたまお店にある在庫の中から選ぶしかありません。
好みのドンピシャな一台が見つかれば奇跡的なラッキーですが、人気色はすぐに売れてしまいます。「これだ!」と思う未使用車に出会ったら、他の人に取られる前に素早く決断する思い切りの良さが必要になってきますよ。

