こんにちは。サブリッター・ガレージ、運営者の「G」です。
三菱の主力軽自動車であるekワゴンとekクロスが、いよいよフルモデルチェンジを迎えるという噂で持ちきりですね。
現在お乗りの方はもちろん、新しく軽自動車の購入を検討している方にとっても、ekワゴンのモデルチェンジが2026年の発売日にどう影響するのか、非常に気になるところだと思います。
また、先進的な装備が追加されることで、ekワゴンのモデルチェンジによる2026年の価格がどれくらい上がるのか、予算の心配をされている方も多いのではないでしょうか。
さらに、マイルドハイブリッドが廃止されるという驚きの情報もあり、ekワゴンのモデルチェンジ後の2026年の燃費がどう変化するのか、そしてekワゴンのモデルチェンジにおける2026年のデザインがどれほど洗練されたものになるのか、疑問は尽きません。この記事では、そんな皆様の疑問や不安に寄り添い、次期型の全貌を徹底的に予想して解説していきます。
最後まで読んでいただければ、新型ekシリーズの魅力がしっかり理解でき、購入に向けた明確なイメージを持っていただけるはずです。
- 次期型ekワゴンとekクロスの予想される発売時期
- マイルドハイブリッド廃止の理由と燃費への影響
- 大型ディスプレイなど注目の最新デジタル装備
- 気になる価格の予想値上げ幅とグレード別の違い
2026年のekワゴンモデルチェンジ予想全貌
いよいよ2026年に三菱のekワゴンとekクロスがフルモデルチェンジを迎えるという情報が入ってきました。今回は、デザインの進化から注目のデジタル装備、そしてパワートレインの大胆な変更まで、現在判明している情報や業界の動向をベースに、新型の全貌を徹底的に予想して深掘りしていきます。
新型の発売日はいつ頃になるか
↑三菱公式
現行モデルである4代目ekワゴンが登場したのが2019年のこと。
自動車業界における一般的なフルモデルチェンジのライフサイクルを考慮すると、今回の刷新は約7年ぶりという、まさに満を持しての大幅改良となります。
読者の皆様も一番気になっているであろう新型の具体的な発売時期についてですが、業界内の有力な情報網やこれまでの開発スケジュールを総合的に分析すると、2026年の3月から4月頃に発売される可能性が非常に高いと予想されています。
なぜこの春のタイミングでの投入が有力視されているかというと、日本市場における自動車販売の最大の商戦期である「年度末決算」や「新生活需要」にターゲットをピタリと合わせているからです。
特に軽自動車は、初めて車を購入する新社会人や、進学・就職で新しく生活環境が変わる方々にとって「日々の生活の足」として選ばれることが圧倒的に多いため、この時期の投入はメーカーの販売戦略上、絶対に外せない重要な意味を持っています。
さらに、今回も日産自動車との合弁会社である「NMKV」のマネジメントのもと、日産「デイズ」との兄弟車として共同開発される戦略は継続される見込みです。
日産と三菱の両社がもつ最先端の技術を惜しみなく投入しつつ、部品の共通化などで開発・製造コストを最適化するこのアプローチにより、次期モデルはこれまでの軽自動車の常識を大きく覆す完成度を誇るはずです。メーカーの長期的な事業ビジョンとしても、この時期の新型軽自動車投入は極めて大きな意味を持っています。
(出典:三菱自動車『中期経営計画「Challenge 2025」』)においても、次世代を担う魅力的な商品の投入が戦略の柱として明記されており、その国内市場における中核を担うのが、まさにこの新型ekシリーズなのです。
新車購入に向けたGからのアドバイス
昨今は半導体不足の深刻な影響こそ落ち着きつつあるものの、フルモデルチェンジ直後の大注目車種は、発表と同時に全国から注文が殺到して納期が半年以上と長期化する傾向にあります。
絶対にいち早く手に入れたいとお考えの方は、遅くとも2026年の年明け、1月〜2月頃からお近くの三菱ディーラーの先行予約情報にアンテナを張っておくことを強くおすすめします。
外装デザインはどう進化するのか
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
新型ekワゴンのデザインコンセプトは「Silky & Solid(シルキー&ソリッド)」というテーマへと大きく進化すると噂されています。
従来のekワゴンが持っていた「丸みを帯びた親しみやすいデザイン」から、より都会的で洗練された、まるで高級コンパクトカーのような上質な佇まいへと生まれ変わる見込みです。
まずフロントフェイスですが、ここが最も印象が変わる部分です。
新世代の薄型LEDヘッドライトが採用されることで、シャープで知的な眼差しを手に入れます。
さらに、グリル周りは過度なメッキのギラギラ感を抑え、ピアノブラックの艶やかな樹脂パーツと、極細のクロームメッキラインを緻密に組み合わせた造形になるようです。
これにより、これまでの「軽自動車=少し安っぽくて妥協の産物」というネガティブな先入観を完全に払拭する、驚くほど高い質感が期待できます。
サイドから見たシルエットも、ボディのプレスラインがより深く、立体的になることで「Solid(塊感・力強さ)」を表現します。
タイヤがしっかりと四隅で踏ん張っているような視覚的効果をもたらすデザインは、見た目のカッコよさだけでなく、実際に走行した際の「守られているという安心感」にも直結する部分です。
リアデザインに関しても、テールランプを水平基調に配置することで、軽自動車という限られた車幅(全幅1,475mm)でありながら、視覚的に車体をワイドに、そして安定して見せる工夫が凝らされるはずです。
ボディカラーのラインナップについても、これまでのパステル調の可愛らしい色合いから、深みのあるメタリック系カラー(例えばアッシュグリーンやミストブルーなど)へとシフトし、大人の男女がビジネスシーンや休日のドライブで乗っても全く違和感のない、ユニセックスでエレガントなカラー展開が主役になると予想しています。
まさに「プレミアムベーシック」と呼ぶにふさわしい、所有する喜びを満たしてくれるデザインへの進化ですね。
内装と大型ディスプレイの魅力
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
私が今回のフルモデルチェンジで最も驚かされ、そして興奮しているのがインテリアの劇的な進化です。
新型ekワゴンの内装は、単なる「移動のための空間」から、最新の「デジタルデバイスと融合した快適なリビングルーム」へと全く次元の違う進化を遂げる見込みです。
その最大の目玉となるのが、インパネ中央に鎮座する12.3インチという軽自動車としては規格外の超大型インフォテインメントディスプレイの採用です。
普通車の上位SUVや高級セダンクラスでようやく採用されるような巨大なスクリーンが、軽自動車のekワゴンに搭載されるというのは、まさに下克上とも言える衝撃的な出来事です。
地図の見やすさやバックカメラの映像の鮮明さは、現行モデルとは比較になりません。
さらに特筆すべきは、このシステムに「Google built-in(グーグル・ビルトイン)」が搭載されるという情報です。
これは従来のApple CarPlayやAndroid Autoのように「自分のスマホをケーブルやBluetoothで車に繋ぐ」という機能ではありません。
車載システムそのものにGoogleが内蔵されているため、車単体で常に最新のGoogleマップによるリアルタイムな渋滞回避ナビゲーションが使えたり、Googleアシスタントに「ねぇGoogle、エアコンの温度を下げて」「近くの美味しいカフェを探して」と自然な言葉で話しかけるだけで、様々な操作が完結してしまうのです。
質感と快適性を高めるインテリアの進化ポイント
- アナログメーターから、多彩な情報を表示できる「フルデジタル液晶メーター」への刷新
- 視線を遮らない水平基調のダッシュボードと、手触りの良いソフトパッドの多用
- 物理ボタンを減らし、直感的でスマートな操作が可能な「タッチパネル式エアコン」
- 日産のノウハウを活かした、骨盤をしっかり支えて長距離でも疲れない「ゼログラビティシート(無重力シート)」の採用
このように、徹底的なデジタル化と、人が触れる部分の素材感の向上を両立させることで、車内に乗り込んだ瞬間に「これが本当に軽自動車なのか?」と感嘆の声を上げてしまうような、クラスを超越した圧倒的な上質空間が広がるはずです。
マイルドハイブリッド廃止と燃費
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
今回のモデルチェンジ情報の中で、業界関係者や車好きの間で最も議論を呼び、個人的にも非常に衝撃的だったのが、現行モデルの主力であった「マイルドハイブリッドシステム」をあえて廃止するという大胆な決断です。
世の中のすべての車が電動化へと向かっているこの時代に、「なぜ逆行するようなことをするのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
しかし、深く掘り下げていくと、これには軽自動車という規格の枠組みの中での「真の効率性」を追求した、非常に合理的で理にかなった深い理由があるんです。
まず第一に「重量増とコストの課題」です。
マイルドハイブリッドシステムを搭載するには、専用のリチウムイオンバッテリーやモーター機能付きの発電機、そしてそれらを制御する複雑なコンピューターが必要になります。
これらは確実なコスト増を招くだけでなく、車両全体の重量を重くしてしまいます。
非力な660ccの軽自動車にとって「重さ」は最大の敵であり、システムで稼いだ燃費を、システムの重さで相殺してしまうというジレンマを抱えていたのです。
また、複雑な機構は将来的なメンテナンスコストの増加にも繋がるリスクがあります。
そこで三菱と日産は、外部のハイブリッドシステムに頼ることをやめ、内燃機関(ガソリンエンジン)そのものの基本設計と燃焼効率を徹底的に磨き上げるという、極めてストイックな正統派のアプローチを選択したようです。
新開発となるエンジンは、ピストンの動く距離を長くした「ロングストローク設計」を採用し、少ない燃料で効率よく大きな回転力を生み出すように改良されます。
さらに、エンジン内部の部品が擦れ合う抵抗(フリクション)を極限まで減らし、熱効率を極限まで高める技術が惜しみなく投入されます。
その結果、重たいハイブリッドシステムを下ろして車体を軽量化した恩恵と、エンジンの超高効率化が見事にマッチし、ハイブリッド非搭載でありながら現行モデルを上回る低燃費を実現すると予測されています。
自然吸気のFF(前輪駆動)モデルであれば、厳しい測定基準であるWLTCモードで24.0km/L程度という驚異的な数値を叩き出す見込みです。
カタログ燃費と実燃費について
予想されている24.0km/Lという数値はあくまでWLTCモードでのカタログ値です。
実際の街乗りやエアコンの使用状況、乗車人数によっては、この数値から2割程度落ちるのが一般的です。しかし、車体が軽くなることで、ストップ&ゴーが多い市街地での実用燃費は、現行型よりも確実に体感レベルで良くなるはずです。
安全装備マイパイロットの進化
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
軽自動車の枠を超えた三菱の技術力といえば、やはり運転支援システム「MI-PILOT(マイパイロット)」の存在は欠かせません。
日産のプロパイロットの三菱版とも言えるこのシステムですが、2026年の新型ekワゴンではハードウェアからソフトウェアに至るまで、別次元へと大幅な進化を遂げます。
最大の変更点は、前方の状況を監視するセンサーに「高精度なミリ波レーダー」が追加搭載されることです。
これまでのカメラ単体のシステムでは、強い西日(逆光)や大雨、濃霧といった悪天候時に白線や前走車を見失いやすく、システムがキャンセルされてしまう弱点がありました。
しかし、電波を使って物理的な距離を正確に測るミリ波レーダーが組み合わさることで、悪条件下でもシステムが極めて安定して作動し続けるようになります。
高速道路での長距離ドライブにおける疲労軽減効果は、もはや普通車の高級セダンと遜色ないレベルに到達します。
さらに、新しい機能として「追い越し加速アシスト」の採用が期待されています。
これは高速道路をマイパイロットで走行中、前方に遅い車がいて追い越し車線に進路変更をする際、ウインカーを操作した瞬間に車側が状況を判断してスムーズに加速を開始し、もたつくことなく安全に追い越しを完了できるという、非常に賢く実用的な機能です。
また、安全面では、斜め後方の死角にいる車を検知してドアミラーのランプで警告してくれる「ブラインドスポットアラート(BSA)」や、駐車場をバックで出る際に左右から接近する車や自転車を検知する「リアクロストラフィックアラート(RCTA)」が標準装備化される見込みです。
ちなみに、三菱の最新の安全装備や、車体の剛性アップがもたらす極上の乗り心地については、すでに市場で大成功を収めている姉妹車格のモデルでも証明されています。
詳しくは後悔しないデリカミニのインプレ!実際の試乗と燃費を徹底解説の記事で、私が実際にステアリングを握って感じた三菱車の「走りの本質」について熱く語っていますので、三菱のセッティングの妙を知りたい方はぜひ合わせてお読みください。
新型ekワゴンも、骨格から鍛え直されることで、段差を乗り越えたときの「ガツン」という衝撃が、しなやかな「トトン」という上質な揺れへと変化するはずです。
2026年ekワゴンモデルチェンジ後の価格
12.3インチの巨大なGoogle搭載ディスプレイや、ミリ波レーダーを備えた最新の安全装備など、ここまで至れり尽くせりの機能がてんこ盛りとなれば、読者の皆様が最も現実的に気になるのは「結局、いくら値上がりするのか?」という新車価格の問題ですよね。
ここからは、価格の予想値上げ幅や、カスタムモデルであるekクロスとの違いについて、お財布事情に直結する部分を徹底解説していきます。
気になる新車価格と値上げの幅
↑三菱公式
結論から申し上げて、今回のフルモデルチェンジでは、残念ながら現行モデルからの車両本体価格の値上げは絶対に避けられない状況です。
これは三菱自動車の利益追求という側面だけでなく、自動車業界全体を取り巻く外部環境が大きく影響しています。
値上げの主な要因は複合的です。
まず、前述した12.3インチの大型ディスプレイやデジタルメーターといった先進的な電子部品の採用コスト。
そして、マイパイロットの高度化に伴うセンサー類の追加。
さらに忘れてはならないのが、世界的なインフレに伴う鉄鋼やアルミニウム、樹脂などの原材料費の歴史的な高騰と、車に大量に使われる半導体価格の上昇、および物流コストの増加です。
これだけのコストアップ要因が重なっているため、価格を据え置くことはメーカーにとって不可能なのです。
大方の業界予想や販売店の声などを総合すると、各グレードにおいて約10万円から、最大で15万円程度の大幅な価格上昇が見込まれています。
| グレード名(予想) | パワートレイン/駆動方式 | 現行モデル価格(参考) | 次期型予想価格(税込) |
|---|---|---|---|
| eKワゴン M | 自然吸気(NA) / 2WD | 1,325,500円 | 約142万〜150万円 |
| eKワゴン G | 自然吸気(NA) / 2WD | 1,504,800円 | 約160万〜165万円 |
| eKワゴン G | 自然吸気(NA) / 4WD | 1,636,800円 | 約173万〜178万円 |
表を見ると「軽自動車のベーシックモデルで160万円超えか…」とため息をつきたくなる気持ちは痛いほどよく分かります。
私も一人の車好きとして、軽自動車の価格高騰には複雑な思いがあります。
しかし、冷静に中身を評価してみると、その価値は十分にあります。
数年前の250万円クラスの普通車にしか付いていなかったような高度な自動運転支援技術や、最新のスマホと同等の処理能力を持つ車載ディスプレイが「最初から付いてくる」と考えれば、決してコストパフォーマンスが悪いわけではありません。
さらに、軽自動車は中古車市場での需要が極めて高いため、5年後、7年後に手放す際のリセールバリュー(買取価格)が高く維持されるという大きなメリットがあります。
初期投資は少し張りますが、トータルでの経済性は依然として最強クラスだと言えます。
※価格予想についての重要なご注意
上記で提示しているグレード構成や予想価格は、現時点での市場動向や取材ベースの情報を元に独自に算出した一般的な目安であり、事実を確定するものではありません。
メーカーの最終的な戦略や為替の変動によって実際の販売価格は上下する可能性がありますので、購入に向けた資金計画を立てる際は、必ず公式サイトやディーラーでの正式発表をご確認ください。
上級モデルekクロスとの違い
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
標準モデルであり、シンプルで万人に受け入れられる上質さを目指すekワゴンに対して、デザインの方向性を180度変え、昨今のキャンプ・アウトドアブームに完璧にマッチするSUVテイストを強烈に押し出したカスタムモデルが「ekクロス(eK X)」です。
この2つのモデルは中身のメカニズムこそ同じですが、ターゲットとする層や与える印象が全く異なります。
次期型ekクロスの外観は、三菱のアイデンティティであるフロントデザイン言語「ダイナミックシールド」がさらに力強く、アグレッシブに進化します。
コンセプトは「アーバンビースト(都会の野獣)」。分厚く押し出しの強い専用のフロントグリルと、金属調のアンダーガードを模した大型バンパーが装備され、どこからどう見てもタフなSUVの顔つきになります。
サイドに目を向ければ、タイヤを囲むホイールアーチ部分に無骨な黒い樹脂製の大型クラディングモールが装着され、ボディ全体を視覚的にリフトアップして見せる工夫が凝らされます。
ここで個人的な、そして多くの三菱ファンの切実な願望を一つ言わせてください。
現行型のekクロスは、見た目は立派なSUVなのに、実は最低地上高(地面から車体底面までの高さ)が標準のekワゴンと同じ「155mm」しかありませんでした。
これでは深い雪道や林道での走破性に不安が残ります。次期型では、せめてライバル車であるハスラーやタフトのように、サスペンションのセッティングを変更して最低地上高を180mm前後まで引き上げてほしいと強く願っています。
もしこれが実現すれば、名実ともに最強の軽クロスオーバーが誕生することになります。
装備の違いとしては、ekクロスには標準で大径の専用アルミホイールが装着され、内装もアウトドアギアを思わせる撥水加工シートや専用カラーの加飾パネルが奢られるなど、遊び心と実用性が満載です。価格設定に関しては、専用外装パーツのコストが乗るため、ekワゴンよりも約25万円〜30万円ほど高く設定される見込みです。
少し予算は上がりますが、週末のレジャーを全力で楽しみたいアクティブなユーザーには、ekクロス一択と言っても過言ではありません。
ちなみに、ekクロスのマイナーチェンジ、2025年の変更点の記事でも解説している通り、現行モデルも着実に熟成を重ねていますが、次期型はプラットフォームからの全面刷新となるため、進化の幅は比較にならないほど大きいと予想しています。
走行性能と新開発エンジンの特徴
↑三菱公式
車を運転する上で最もストレスを感じやすいのが、「信号待ちからの発進」や「高速道路での合流」、そして「急な上り坂」でのパワー不足です。
特に軽自動車はエンジンが小さいため、どうしてもアクセルを深く踏み込んでエンジンを「ウイィィン!」と唸らせなければならない場面が多いですよね。しかし、新型ekワゴン・ekクロスでは、そんな走行性能の不満を根本から解決するための技術革新が行われます。
まず、心臓部となる新開発の直列3気筒660ccエンジン(自然吸気モデル)は、最高出力(馬力)こそ現行と同等の52psに留まりますが、日常使いで最も重要となる「低回転域での最大トルク(押し出す力)」が大幅に強化されます。
前述したロングストローク化の恩恵により、アクセルを軽く踏み込んだ瞬間に、車体がスッと前に出るような力強いフィーリングへと生まれ変わるのです。
もちろん、さらに余裕の走りを求める方のために、最高出力64psを誇るターボエンジン搭載グレードも用意されますので、長距離通勤や山道が多い方にはそちらを強くおすすめします。
そして、エンジン以上に走行フィールを劇的に変えるのが、新開発のCVT(無段変速機)の採用です。
従来のCVTにありがちだった「アクセルを踏み込むとエンジン音だけが先にブワッと大きくなり、スピードが後から遅れて付いてくる」という、いわゆるラバーバンド・フィール(ゴムひも感)が、徹底的なチューニングにより解消されます。
ステップAT(多段オートマ)のように、エンジンの回転数と速度が気持ちよくリニアに連動して上昇する「D-Step変速制御」が組み込まれるため、ドライバーの意図通りに車がスッと加速する、非常にスポーティで気持ちのいい走りが楽しめるようになります。
さらに見逃せないのが、雪国や悪路を走るユーザーにとって神機能とも言える「ブレーキLSD機能」の搭載です。
これは、ぬかるみや雪道で片方の駆動輪がスリップして空転してしまった際、車側のコンピューターが空転しているタイヤだけに瞬間的にブレーキをかけ、地面に接地しているもう片方のタイヤに駆動力を強制的に伝達して脱出を助けるという高度な制御システムです。
この機能と、三菱が長年のラリー参戦などで培ってきた四輪駆動(4WD)の技術が組み合わさることで、軽自動車の枠を完全に超えた、驚異的な悪路走破性を発揮してくれるはずです。
拡大する室内空間とボディサイズ
↑イメージ:サブリッター・ガレージ作成
軽自動車には「全長3,395mm以下、全幅1,475mm以下」という、法律で厳格に定められたサイズの上限(軽自動車規格)が存在します。そのため、フルモデルチェンジといえどもボディの外形寸法をこれ以上大きくすることは絶対にできません。
しかし、次期ekワゴンは、見えない部分の「パッケージング(部品の配置)」をミリ単位で見直すというエンジニアの執念により、室内空間をまるで魔法のように拡大してきます。
最大のブレイクスルーは、フロントのエンジンルームの極小化です。
エンジンやエアコンユニットの配置を極限まで前方に押しやり、さらにコンパクトにまとめることで、その分浮いたスペースをすべて乗員のためのキャビンスペースへと転用します。
これにより、最も恩恵を受けるのが後席(リアシート)のニールーム(膝周りの足元空間)です。
大柄な大人が足を組んで座ってもフロントシートに膝が当たらないほど、広大でゆったりとしたリラックス空間が誕生する見込みです。
先ほど紹介した疲労軽減効果の高いゼログラビティシートと相まって、後席はまさに「走るリビングルーム」となります。
さらに実用面で劇的な改善となるのが、後席足元の「フラットフロア化」の実現です。
現行モデルや一昔前の軽自動車は、車体の中央にマフラーや4WD用のプロペラシャフトを通すための「トンネル」と呼ばれる大きな出っ張りがあり、これが非常に邪魔でした。
次期型ではプラットフォームの床面設計を根本から見直し、この凸部を完全に排除して真っ平らな床を実現するようです。
これにより、雨の日に運転席から後部座席の子供の世話をするために車内を移動したり、左側のドアから乗り込んで右側の席へ移動(ウォークスルー)したりする動作が、驚くほどスムーズに行えるようになります。
荷物を積むためのラゲッジルーム(荷室)の使い勝手も抜かりありません。
リアシートのスライド機構を活用することで、床面の奥行き(荷室長)が拡大され、週末のスーパーでのまとめ買いのダンボールや、ベビーカー、ちょっとしたキャンプ道具などを、後方視界を遮ることなく余裕で積載できるようになります。
日常の足から休日の相棒まで、ライフスタイルに合わせて自由自在に変化する万能のユーティリティこそ、新型ekシリーズの真骨頂だと言えるでしょう。
2026年のekワゴンモデルチェンジまとめ
さて、ここまで2026年の春に登場が予定されている、三菱新型ekワゴンとekクロスのフルモデルチェンジに関する全貌を、あらゆる角度から徹底的に予想して解説してまいりましたが、いかがだったでしょうか。
今回のモデルチェンジが、単なる「お化粧直し」のマイナーチェンジとは次元の違う、まさに軽自動車の歴史に新たな1ページを刻むような抜本的な大改革であることがお分かりいただけたかと思います。
ハイブリッド化が当たり前となっている現代において、あえてマイルドハイブリッドシステムを廃止し、内燃機関の熱効率向上と車体の軽量化によって燃費と走りの質を追求するという三菱の決断は、非常にストイックで、車本来のメカニズムを愛するメーカーらしい素晴らしいアプローチだと私は感じています。
そして、運転席に座れば目の前に広がる12.3インチのGoogle搭載超大型ディスプレイ、ミリ波レーダーの追加によって悪天候時でもドライバーを完璧にサポートしてくれる進化した「MI-PILOT」、さらに骨格から鍛え上げられたフラットで広大な室内空間など、もはや「軽自動車だからこれくらいで我慢しよう」という妥協の要素はどこにも見当たりません。
普通車のコンパクトカーやCセグメントのハッチバックを所有していた層がダウンサイジングで乗り換えても、何一つ不満を感じない、むしろ「今の軽自動車ってここまで進化してるの!?」と感動すら覚えるレベルに到達しているはずです。
もちろん、これだけの先進装備がてんこ盛りになるため、新車価格が10万円〜15万円ほど上昇してしまうという痛手はあります。
しかし、日々の通勤や休日のドライブで得られる圧倒的な「安全性(命を守る性能)」と「疲労の少なさ」、そして数年後に手放す際のリセールバリューの高さを総合的に勘案すれば、その価格差を補って余りあるだけの「確かな価値」が新型ekワゴンには詰まっています。
軽自動車の新しいベンチマーク(基準)となる可能性を秘めたこの次期モデル。
2026年の発売日が今から本当に待ち遠しいですね。サブリッター・ガレージでは、新型に関するスクープ情報や先行予約の開始情報などが入り次第、またどこよりも熱く、そして詳しく皆様にお伝えしていく予定です。購入をご検討中の方は、ぜひ当ブログをブックマークして、次回の更新を楽しみにお待ちください!
記事内容に関する免責事項およびお願い
本記事に掲載している車両のスペック、搭載される装備内容、予想価格、および発売時期などの情報は、業界内の有力な噂や現時点での取材・分析に基づく「予測」であり、三菱自動車工業株式会社から公式に発表された確定情報ではありません。
自動車の購入は、皆様の家計や財産に大きな影響を与える極めて重要な決断となります。当サイトの情報のみを鵜呑みにせず、最終的なご契約の判断は、必ず三菱自動車の公式サイトで最新情報を確認するか、もしくはお近くの正規ディーラーの営業担当者など、信頼できる専門家にご相談の上、ご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

